社会福祉法人向けスコアカードに財務分析が追加されました!
福祉医療機構の「財務諸表等電子開示システム」に、分析に活用できる
スコアカードをダウンロードする機能が追加されました。
従前より同システムでは、日本公認会計士協会が公表している「社会福祉法人の経営指標」の31の指標について、
全国平均や中央値の分析結果が公表されていました。
さらに、本年からは、都道府県別分析や過去3年間の時系列分析、事業分野別分析なども公表され、
比較分析の充実が図られています。
これまで、自法人との比較を行うためには、自法人の計算書類から経営指標の計算を自ら行う必要がありましたが、
今回追加されたスコアカードでは、自法人の経営指標があらかじめ計算されており、
よりスピーディーかつ効率的に経営分析を行うことが可能になっています。
ダウンロード方法
1、財務諸表等電子開示システムにログイン
2、「システムを利用する社会福祉法人専用」
3、「システムログイン」からID及びパスワードを入力
4、「財務諸表等入力メニュー」の一番右側の「分析」タブをクリック
5、「スコアカードの入手」で年度を選択
以上の手順で自法人の分析用スコアカード(Excel形式)をダウンロードすることができます。
スコアカードの内容
最初のページでは、以下の主要6指標について直近3か年のレーダーチャートが表示され、
自法人の強み・弱みを視覚的に把握できるようになっています。
・経常増減差額率
・流動比率
・固定長期適合率
・借入金償還余裕率
・事業活動資金収支差額率
・正味金融資産・減価償却累計額比率
2ページ目以降では、各経営指標について、自法人の数値に加え、事業分野平均(国、都道府県)および収益規模平均(国、都道府県)との比較が直近3か年の推移とともに折れ線グラフで表示されます。
これにより、他法人との比較分析及び時系列分析を簡単に把握することができるようになっています。
また、各指標の意味や判定基準、判定値の解説も併せて記載されています。
一般的には、計算式や指標の解説が別ページに掲載されることも少なくありませんが、
本スコアカードでは計算結果と並べて確認できるため、分析内容への理解をより深めることができます。
まとめ
各社会福祉法人においては、中長期的な視点から自法人の経営状況を的確に把握し、必要な対応策を講じることが重要です。
そのためには、事業から十分な収益を生み出せているか、短期的な支払能力に問題はないか、
人材や設備を効率的に使用できているかといった点を継続的に確認する必要があります。
この機会にスコアカードを活用して、自法人の財務状況をより深く分析されてはいかがでしょうか。
福祉医療機構の「財務諸表等電子開示システム」に社会福祉法人自身の分析用に活用できる
スコアカードをダウンロードできる機能が追加されました。
今回は、この開示システムについてご案内いたします。